<削る・磨く工具・電動工具>
サンドペーパー
サンドペーパーは紙や布に接着剤で研磨材の粒を貼り付けたもので木を磨いたり削ったりするものです。基本的に80番、120番、240番がありこの番号は研磨材の粗さが番号によって違います。
80番は研磨材が粗く下地の粗磨きに使われる。120番は粗磨き後の中仕上げなどに使われる。240番は研磨材が細かく最後の仕上げようとして使われる。それ以外にもサンドペーパーはたくさんあり木工用では40番〜400番と研磨材の種類があります。
【 使い方 】
1.平面を磨く場合はサンドペーパーを木片に巻きつけて使います。このことをサンドブロックといいます。
2.サンドブロックを材料に当て、木目と同じ方向に動かします。このとき力を均等にかけて動かすのがうまく仕上げるコツになります。溝を磨く場合は、溝より小さい木片にサンドペーパーを木工用ボンドで貼り付けそれを使用します。
【 注意する点 】
サンドペーパーは研磨材ですのでハサミで切ってしまうと刃を痛めてしまいます。定規をあてて紙を切るようにして、サシガネを使っておこないましょう。
サンダー
サンダーはサンドペーパーを取り付けて磨く電動工具です。広い面積を効率的に磨くことができ、大きなテーブルなどを作る時に重宝します。
【 各部分の名称 】
パッド・・・サンドペーパーを取り付ける部分になります。
ハンドル部・・・スイッチのある部分の持ち手をいいます。
【 購入ポイント 】
サンダーにもいろいろな種類がありますが、初心者のかたには振動も少ない「オービタルサンダー」がオススメです。
【 使い方 】
1.サンドペーパーをパッドのサイズにカット(3等分あるいは2等分)します。カットしたサンドペーパーをバッドの端のクリップに固定しパッドとペーパーの間にすき間をつくらないようにして逆側も固定します。
2.材料が軽い場合や小さい場合は利き手でハンドルを持ち、逆の手は材料をしっかりおさえ同一方向に動かして磨きます。力は入れず軽く押さえる程度でゆっくり本体を滑らせるようにおこないます。
3.材料に手で触れてみて磨きのこしがなければ完了。磨きのこしがあればもう一度おこないましょう。
【 その他 】
プラグの交換:エンジンのかかりが悪かった時などはプラグの掃除をしてみてください、掃除して駄目ならプラグコードの交換をお勧めします。
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最終更新日:2022/11/24