DIY木工をはじめよう

<つなぐ工具・電動工具>

カナヅチ

 

使ったことはなくても見たことや名前を聞いたことはみなさんあるのでは?釘を打ったり、木をたたいたりするものです。 カナヅチにはいろいろな種類がありますが、両面カナヅチを紹介します。

 

【 各部分の名称 】

平・・・打つ部分が平らになっているところ。釘の打ちはじめのときと釘以外のものを打つときに使用します。

木殺し・・・平らの反対側のことで、釘を打ち専用です。釘打ちの最後のほうで使用します。凸面になっているので材料を傷つけづに釘を打つことができます。

柄・・・持ち手の部分になります。

 

【 使い方 】

1.キリで下穴をつけておきましょう。カナヅチは基本的に柄の中央よりやや下の部分を握ります。

2.下穴に釘をまっすぐさし、片方の手で軽く支え釘が傾かなくなるまで軽くたたきます。

3.釘が3分の1程材料に入り安定したら振りを大きくしてリズムよく打っていきます。

4.残りが釘あたまだけになったら、木殺しの部分で力いっぱい打ちます。

5.指の腹で釘の頭をさわって確認します。釘のあたまが材料の面と同じかそれよりも下になっていたらOKです。

釘をまっすぐ打つにはひじを支点にして、手首のスナップを効かせて振り下ろします。小さい釘を打つときは柄を短く持ち弱い力優しくたたきます。長い釘を打つときは柄の端のほうを持ち高い位置から振り下ろし強い力でたたきましょう。

 

【 注意する点 】

・ポリカーボネートなどの硬い板に釘を打つときはしっかり支えて打ちましょう。

・釘を支えて打つときには自分の手を打たないよう十分に気をつけましょう。

 

ドライバードリル

 

穴あけのところでも紹介したドライバードリルはビットを交換することで簡単にネジ締めを行うことができます。スチッチひとつであっという間にネジを締めることができるので作業時間も短縮することができ一家に一台欲しい電動工具です。

 

【 購入時のポイント 】

電動のドライバーにはインパクトドライバーというものもあります。ドライバードリルよりもパワーがあり長いネジをラクラクとねじ込むことができる。ウッドデッキなど大物を作るときに適しています。小さなネジとの相性はあまりよくないので最初の1つはドライバードリルを2台目にインパクトドライバーの購入をオススメします。

 

【 使い方 】

1.まずはドライバードリルに下穴ようのビットを取り付け下穴をあける。

2.クラッチ調整をドリルからドライバーに変えて、マグネットになっているビット先にネジをくっつけそのまま下穴に差込みます。作業時はつねにビットがネジに対して垂直になるように注意します。

3.ビットをまっすぐたてて最初はゆっくりとスタートする。

4.下の材料にネジが入り始めると、衝撃が大きくなるので手のひらや指を使ってしっかり材料を固定し行います。ネジが半分ほど入ったら回転スピートを上げ行いましょう。

5.残りわずかになったらスイッチを奥まで引き、最大の力で締める。締め終わったら指の腹でさわってチェックをしましょう。

 

【 注意する点 】

ネジ締めをする時は端にしすぎると木が割れてしまいます。端でネジ締めをする時は常に材料の厚みの分内側にネジ位置を取るようにしましょう。

 

木工用ボンド

 

木工用ボンドは木工用としてもっとも一般的な接着剤です。接着剤は塗るだけで材料を簡単につなげてくれ木工の場合は釘打ちの補強的役割をしてくれますので丈夫に仕上げたい時などに利用すると良いでしょう。

 

【 購入時の選び方 】

接着剤には木工用ボンド以外にも用途や素材によっていろいろあります。用途や素材によって選ぶ接着剤は違いますのできちんと把握した上で説明書をきちんとよんで選んでください。

 

【 使い方 】

1.材料、接着剤に以外にも薄くのばすために歯ブラシ、はみ出しをふき取るための湿った布と乾いた布を準備しましょう。この準備であせることなくスムーズに作業を行うことができます。

2.木材に接着剤をつけます。木はすぐにしみ込んでしまうので2度塗りが基本です。筋上にチューブから接着剤を出してつけます。

3.接着剤を歯ブラシでのばして面全体に付着させ浸透させます。これが1度目!

4.そして1度目と同様に接着剤を塗り、すぐに材料を接着させます。釘うちをしない場合はそのまま5時間ほど静かに置いておきましょう。

5.釘を打つ場合は接着剤が乾く前に打ちます。接着剤は釘の補強的役割をしてくれますので接着剤を利用する場合は通常より短めの釘でOKです。

6.みなさん経験したことがあるのではないかと思いますが、接着剤を使用すると必ずといっていいいほどはみ出しますよね。乾く前にまずは湿った布でこすり、その後に乾いた布で拭きます。

 

【 注意する点 】

接着剤のはみ出し処理をおこなうことは見た目にも違いますが、ニスを塗る場合はニスは接着剤の上にはならないので仕上がりにもひびきます。はみ出し処理のひと手まで大きな差がでますので忘れずに行いましょう。

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2022/11/24 更新